6月の花「バラ」
欧州の庭園やイングリッシュガーデンといえば誰しもバラが咲く様を想像するのではないでしょうか。バラの歴史はとても古く、古代バビロニアから存在し、日本にもバラの原種があるようです。
バラの種は数えきれないほど多種多様で、梅蔵では6月中旬から蕾を出し、さまざまな色や花びらの形のバラを咲かせます。
虫に好まれやすく、病気に弱く、根気のお世話が必要なバラですが、咲き誇る季節は案外短いのです。
梅蔵でお見かけしましたら、ぜひ隅まで観賞してあげてください
7月の花「朝顔」
学校の夏休みに当番で、お世話しに登校した記憶はありますでしょうか。
梅蔵でも玄関のツボ鉢植えで育てています。
ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。
古典園芸植物(伝統園芸植物)といわれ江戸時代に人気となり、品種改良や育種が進んだ花ですが、原産地は中央〜熱帯アメリカで、実は奈良時代に中国からもたらされたものだそう。
日当たりを好み、真夏の植物なので、朝の涼しい時間帯にたっぷり水を与えます。夕方土が乾いてるようでしたら気温の下がった頃に再度水を与えると花づきがよくなります。
8月の花「ユリ」
透かし百合、カサブランカ、テッポウユリ、当店のユリは季節になると庭を真っ白に彩ります。
香りが強く、大きな花びらのカサブランカ。横向きでラッパのように咲くテッポウユリ。色鮮やかな透かしユリ。
耐寒性の球根植物であるユリは冬になる前に来年の植え付けをします。ここで対策をしないとモグラに食べられて全滅してしまうちょっと罪な植物です。
先端の雄しべの花粉が多く、ちょっと服に付いてしまうので触らないように注意が必要ですが、大輪のユリはとても見ごたえがありますよ。
9-10月の花「ダリア」
夏の終わりから秋の中頃にかけて長いシーズン咲きつづける多様多彩な花です。
極小輪、小輪、中輪から人の顔ほどもある大輪を咲かせるものまでバリエーション豊かなダリアは現在3万種以上もあり、今なお品種改良で増えてつづけています。
ダリアはキク科テンジクボタン属に分類され、メキシコ原産の多年草植物になります。
春植えの球根植物で、20℃以上で発芽します。梅蔵ではノリウツギが白からピンクに色変わりする頃、見ごろを迎えます。
おっきい顔サイズダリアも、もちろん咲きます。